動揺病はいわゆる「乗り物酔い」のことで、車酔い・船酔い・空酔いなどと呼ばれます。動揺病(乗り物酔い)の症状は、めまい・吐き気・嘔吐・冷や汗・顔面蒼白などです。車・電車・飛行機などの乗り物や、ジェットコースターなどに乗ると症状が現われます。通常は乗り物から降りると症状は治まります。
動揺病(乗り物酔い)の原因は、内耳の中のバランスを司る前庭に加速度刺激が加わると自律神経機能障害が起きることによります。めまいと同様のメカニズムで、様々な症状が現われ、予防薬はめまい止めの薬と同様になります。市販薬もありますが、耳鼻科で「酔いやすい」といえば、めまい止めの薬を処方してくれるでしょう。車酔い・船酔いなど乗り物酔いの予防対策としては、めまい止めの薬だでけなく、酔いやすい状態を避けることも大切な予防方法です。例えば、睡眠不足や風邪気味であったり、食事直後や空腹時では酔いやすいですから、体の調子を整えておくことは予防方法の一つです。バスならば4・5番目の席、自動車ならば背もたれにもたれて閉眼するか遠景を眺めるる、船なら振動の少ない中央部、飛行機ならシートを倒すなど、乗る位置や姿勢に気をつけます。読書など文字を読まないことも乗り物酔い対策になります。換気も乗り物酔い対策に有効です。日常生活の中での乗り物酔いの予防対策として訓練することもできます。ブランコ・鉄棒・サイクリング・スケート・スキーなどでバランス感覚を養う訓練です。不思議なことに、酔いやすいと思うと必ずといってよいほど酔ってしまいます。体調の良いときに車に乗る距離を伸ばして慣れることで自信をつけるのもよいです。

