痔の漢方薬でよく知られているのが乙字湯と呼ばれる漢方薬です。軽い痔(痛みや出血などの症状が軽い)で便秘傾向の人の痔によいのが乙字湯です。痔の漢方薬は体格や痔の痛み・出血などの症状で使い分けられます。生活面で工夫をしていても痔と診断されてしまったら漢方薬を利用するのも一つの方法です。
痔の特効薬ともいわれる乙字湯は便秘気味の痔によいといわれていますが、副作用があります。お腹の筋肉が弱く下痢気味の人は避けるほうがよい漢方薬です。漢方薬を使用で他の薬との併用を避けなければいけない漢方薬もありますし、自分の痔の症状にあった漢方薬選びが大切です。漢方薬を使用するときは医師や薬剤師と相談するのが懸命です。
痔の漢方薬の種類としては、体力のある実証タイプに桂枝茯苓丸や黄連解毒湯、痛みや出血が強い症状の痔には桃核承気湯、頑固な便秘で腫れて痛みが強い症状の痔には大黄牡丹皮湯があります。出血が続き貧血傾向であれば温清飲。四君子湯や六君子湯は胃腸の働きを改善して痔の症状を軽減します。

