痔ろうとは、あな痔ともよばれる痔です。痔瘻(あな痔)は肛門腺窩が化膿炎症をおこして瘻管という膿が出るあなが出来る痔です。肛門腺窩が深い人や、下痢や便秘の人が痔瘻(痔ろう・あな痔)になりやすく、若いガッチリ体型の男性に比して多い痔です。痔瘻(痔ろう・あな痔)は薬物療法による治療は難しく癌に進行することがあるため、治療は手術になります。
痔瘻(痔ろう・あな痔)は膿が進むあなのできかたで種類分けされます。痔瘻(痔ろう・あな痔)の多くは肛門周囲膿傷から進行することが多く、痔瘻(痔ろう・あな痔)の過半数が筋間痔瘻です。筋間痔瘻のほかに殆どが男性に発症する坐骨直腸窩痔瘻や、皮下痔瘻(粘膜下痔瘻)や骨盤直腸窩痔瘻があります。肛門腺窩には臭いを分泌する肛門腺があります。便秘でいきんだり下痢による水様便が肛門腺窩に入りやすい状態になっているところに、精神的ストレスや疲労で免疫力が低下していると肛門腺が化膿し炎症を起こします。化膿してうみが圧力の少ないお尻の皮膚方向に進むために、赤く腫れて激痛が起きる肛門周囲膿傷という状態になります。この段階で切開して膿を出してしまえば症状が治まるのですが、放っておくと瘻管とよばれる管ができてしまいます。これが痔瘻(痔ろう・あな痔)です。薬による治療では難しいため手術による治療になります。痔ろう癌に進行するケースもあるため痔瘻(痔ろう・あな痔)は早めに病院で適切な治療をうけることが重要になります。

