排尿の回数が1日9~10回以上の場合は頻尿、特に夜間のトイレの回数が多い場合は夜間頻尿と呼ばれます。頻尿・夜間頻尿の原因は様々です。頻尿・夜間頻尿の原因を突き止めて、その原因を取り除く治療をすることになります。排尿日誌が受診時に役立ちます。また排尿回数が少なすぎるのも病気のサインと考えられます。
1日あたりの正常な排尿回数は、活動時間の昼間は5~7回、就寝中の夜間は0~1回が目安です。排尿回数は飲水量や発汗量などで大きく変化しますから、排尿回数だけを取り上げて「正常な排尿回数」だとか「頻尿」だとかの単純判断はできません。ただし、高齢者は加齢に伴い夜間の排尿回数が増加する傾向にあります。尿の回数に異常がある場合は次のような病気の可能性があります。
■排尿障害:排尿の回数が多い(頻尿)
○膀胱炎・膀胱腫瘍・膀胱結石・萎縮膀胱炎などの膀胱に原因がある頻尿
○尿道狭窄・尿道閉塞など尿道に原因がある頻尿
○前立腺肥大・前立腺がんなど前立腺に原因がある頻尿と残尿感
○無抑制膀胱や反射性膀胱など神経に原因がある頻尿
■排尿障害:排尿の回数が少ない
○尿自体が生成されない腎臓機能障害
○尿管内に腫瘍や結石などがあるために膀胱に尿が下りてこない尿管のトラブル
○知覚麻痺性膀胱や運動麻痺性膀胱など神経のトラブル

