前立腺炎・前立腺肥大症・前立腺がんともに前立腺が肥大するために、頻尿・残尿感・排尿困難・切迫性尿失禁などの排尿トラブルの症状が現れます。これらの排尿障害の症状があれば治療をするのはもちろんですが、排尿障害の症状がなくとも50歳中ごろになったら前立腺特異抗原(PSA)の採血検診をおすすめします。
前立腺炎・前立腺肥大症・前立腺がんの症状に排尿障害があります。前立腺が肥大すると、排尿に時間がかかる、お腹に力を入れないと尿が出ない、尿の勢いが悪い、尿が途切れる、残尿感がある、頻繁に尿意を感じる、トイレに間に合わず尿が漏れる、チョロチョロと尿が漏れる、夜中に何度もトイレに起きる、などの排尿障害の症状が起こります。尿がほとんど出ない乏尿状態だと前立腺疾患がかなり進んでいると考えられますから、早めの検査治療が必要です。
■前立腺肥大症
前立腺肥大症とは、前立腺の尿道をつつむ部分を中心に良性結節が出来て前立腺全体が肥大した状態です。前立腺肥大症は50歳以降に発症しやすく男性の加齢現象のひとつと考えられています。
■急性・慢性前立腺炎
急性前立腺炎は細菌感染により発症し、発熱・排尿痛・排尿困難などの激しい症状があり、早急の治療を要します。慢性前立腺炎の主症状は頻尿、残尿感、下腹部痛(不快感)などですが血尿を伴うことがあります。慢性前立腺炎は長時間にわたる座位や飲酒後の頻尿や残尿感などの症状が悪化する傾向があります。

