過活動膀胱とは、尿意切迫感と頻尿があり、ときに切迫性尿失禁(尿漏れのひとつ)を伴う病気です。40歳以上の8人に1人が過活動膀胱であるといわれています。過活動膀胱は2000年代に入ってから定義付けられた病名で、日本排尿機能学会による診療ガイドラインがあります。過活動膀胱の治療は抗コリン剤による薬物療法と行動療法が有効とされています。
突然の強い尿意で何度もトイレに駆け込んだり、時には間に合わずに失禁したりしてしまうのが過活動膀胱(OAB)です。尿路結石や尿路感染症など元になる病気で尿意切迫感・頻尿・切迫性尿失禁の症状が現われている場合を除きます。過活動膀胱の原因は膀胱の筋肉が異常に収縮することによるため、抗コリン薬といわれる膀胱の筋肉収縮を抑える薬物療法が有効とされています。また、日常生活の中で過活動膀胱の症状を改善したり予防したりすることできます。過活動膀胱の予防改善には、骨盤底筋を鍛える体操や膀胱を鍛える膀胱トレーニング、便秘の解消、肥満の解消も効果的です。排尿日誌をつけるのもよいです。
■過活動膀胱のセルフチェック
○昼間、何回くらいトイレに行きますか?(8回以上なら昼間頻尿の可能性があります)
○夜間、トイレに行きたくて目が覚めることがありますか?(1回以上トイレに行くなら夜間頻尿の可能性があります)
○突然の我慢できないほどの強い尿意(尿意切迫感)を感じることがありますか?
○尿意を我慢できず、トイレにたどり着く前に尿が漏れることがありますか?(切迫性尿失禁の症状です)
○咳やくしゃみ、重いものを持ち上げたときに尿が漏れることがありますか?(腹圧性尿失禁の症状です)
○尿が出にくい、排尿に必要以上に長くかかることがありますか?(排尿困難の症状です)
○排尿痛(排尿時の痛み)がありますか?

