神経性頻尿とは排尿機能に異常がないのに頻尿を起こしている状態で、若い女性に多い頻尿です。尿意をもよおすことが一時的でなく日常生活に影響するほど頻繁に起こる心因性頻尿です。神経性頻尿は治療で治る頻尿といえます。
神経性頻尿の原因は器質的疾患ではなく心因性のものです。緊張する場面では尿意を感じたりするものですが、同じことが起きるのではとの不安や恐怖心で度々尿意を感じるようになり、意識すればするほど我慢できずに頻尿になってしまうのが神経性頻尿です。神経性頻尿では、何かに熱中していて尿意を意識していないときや、夜間寝ているときには症状が現われないのが特徴です。検査の結果、神経性頻尿と診断されたら、排尿日誌をつけたり、薬物治療と訓練での治療になります。排尿日誌は、排尿回数や排尿量を記録して器質的には正常であることを確認するだけでなく、神経性頻尿を治そうという自覚を持つためにも有効とされています。神経性頻尿では尿意を意識しすぎることで悪化しますから、排尿日誌は1日だけです。排尿日誌をみて目標を設定して、排尿の間隔を開けて一回あたりの排尿量を増やすような訓練で改善されることが多いようです。神経性頻尿では少し尿が溜まっただけでも尿意を感じることが多いため膀胱の緊張を緩める薬が有効とされています。薬物療法を受けている間に訓練する治療で神経性頻尿が治ることが大きく期待されます。神経性頻尿の治療は泌尿器科・神経内科・婦人科になります。

