一般の皮膚科のにきび治療は保険適用の薬や治療法になるため自ずと限界があります。早くキレイになりたい・にきび跡(ニキビ痕)を消す積極的な治療を受けたい・ニキビ跡の赤みが気になるといったといった場合は美容皮膚科の治療を検討するのも良いかもしれません。ただ、美容的な皮膚科のにきび治療は保険が適用されないことと、病院・クリニックで治療費用が異なりますから注意が必要です。信頼できる病院・クリニックであることは病院選びの基本ですが、費用も比較検討することをおすすめします。
美容的な皮膚科治療法としては、ビタミンC外用薬・ビタミンCイオン導入・ケミカルピーリング・トレチノイン療法・マイクロダーマブレーション・レーザー治療・コラーゲン注入などがあり、一般的な皮膚科のにきび治療に比して多様なにきび治療法があります。早くきれいな肌を取り戻したい、クレーター状のにきび跡(ニキビ痕)を消す治療を受けたい、ニキビ跡の赤みの悩みを解消したいなど、一般の皮膚科のにきび治療よりも積極的な治療を受けたい場合は、保険適用外にはなりますが美容的な皮膚科治療を検討するのもよいでしょう。ニキビ症状や肌質によって治療法が違いますし、効果にも個人差もあります。また、病院によって同じにきび症状に対して違う治療方針になることも少なくありません。美容的な皮膚科治療を受けるならば、一つの病院だけで治療を決めてしまわずに、複数の病院やクリニックで相談してから、家でじっくり検討してから病院と治療法を決めるのが良いです。嫌がらずに質問や疑問に応えてくれて、治療法の違いやリスクも説明してくれる病院を選ぶのが良いです。最新治療であることや効果のみを強調してリスクを説明しない病院・クリニックは避けましょう。にきび・ニキビ跡の美容的な皮膚科治療法のうち、ビタミンC外用薬・ビタミンCイオン導入と、ケミカルピーリングの2つをご紹介します。
■にきび・ニキビ跡の美容的皮膚科治療法:ビタミンC外用薬・ビタミンCイオン導入
ビタミンC外用薬は、ニキビ跡の赤み・色素沈着・凸凹を改善する保険適用外の治療法です。病院ではリン酸型ビタミンC誘導体が処方することが多いようです。リン酸型ビタミンC誘導体とは、通常のビタミンCに比して肌への浸透力が10倍程高いといわれています。外用薬としてのビタミンCやリン酸型ビタミンC誘導体は、病院(皮膚科)で使用されるほかに、ビタミンC誘導体ローションなどスキンケア化粧品として通販や薬局で販売されています。ビタミンCイオン導入とは、水溶性ビタミンCを肌に塗布して専用イオン導入器で皮膚の内部にビタミンCを浸透させる治療法です。家庭用美顔器にイオン導入機能を備えたものもあるようですが、にきび・にきび跡(ニキビ痕)の治療に関しての効果の程は分かりません。自己流のイオン導入によるトラブルを避けるためにも、皮膚科や病院などの医療機関でビタミンCイオン導入をおすすめします。
■にきび・ニキビ跡の美容的皮膚科治療法:ケミカルピーリング・マクロピール
ケミカルピーリングは、にきびの原因の毛穴詰まりを解消・にきび跡(ニキビ痕)の色素沈着や凸凹の改善を目指す保険適用外のにきび治療法です。ケミカルピーリングとは、角質溶解剤を肌に塗布して人為的に角質層を溶解させて新しい肌の再生を促すことで、ニキビ跡の色素沈着や凸凹を修復しようとする保険適用外の治療法です。ケミカルピーリングの後の肌は乾燥肌・敏感肌の状態で、抵抗力も低下しているため感染症や紫外線に対して弱い肌になっていますから、施術後は医師の指示に従った適切なスキンケアが大切になります。マクロピールとはケミカルピーリングのひとつです。一般的なケミカルピーリングの角質溶解剤はAHA(αヒドロキシ酸)ですが、マクロピールではBHA(βヒドロキシ酸)です。BHAはAHAよりも強い角質溶解作用があり、より大きな治療効果を期待できるとされ、角質層のみを穏やかに溶解させることができ、痛みや炎症が起きにくく、一般的なケミカルピーリングよりも安全性が高いとされています。

