健康117ナビ

身体の不調や悩みの解消方法、病気の原因症状治療予防などの健康総合情報サイトです。

口臭の原因の多くは口腔内に

口臭の原因の8割強が口の中にあるといわれています。歯垢(プラーク)、歯石、舌苔(ぜったい)、歯周病、虫歯、口内炎、ドライマウス(口腔乾燥症)などです。

口の中の正しい清掃と治療で、口臭の原因の8割強を解消することができます。まずは、丁寧な歯磨きで歯垢(プラーク)除去です。

口の中の清掃不良による歯垢と歯石

歯垢(プラーク)と歯石は、口臭の原因だけでなく、虫歯、歯周病の原因にもなります。お口の中の清掃を怠ると、口の中は歯垢(プラーク)と歯石の巣窟になります。そうなる前の予防対策が大切です。

舌苔が口臭の原因に

舌苔(ぜったい)が口臭の原因になっていることも多いです。舌苔は舌の表面に付着した白色または黄褐色の苔のようなもので、細菌と、その代謝産物からなっています。

舌苔は誰にもあって完全除去はできません。舌苔は口の中の細菌の生態系に関係していますし、多少の舌苔で口臭が気になることもないようです。

ですが、ドライマウスや口呼吸、口の中が清潔でない、胃腸の調子が悪い、起床時・空腹時に舌苔の量が増えたりすると、口臭として感じられるようになります。また、慢性胃炎での舌苔は汚れた厚い灰白色で、熱性疾患での舌苔は厚い褐色になる、など健康状態を反映していることがあります。

虫歯が口臭の原因に

虫歯は口臭の原因です。虫歯の臭いはイオウのような臭いで、進行した虫歯や化膿した歯はかなりの悪臭です。虫歯につまった歯垢(プラーク)や食べかすも口臭の原因になります。

口の中のミュータンス菌という細菌が糖から酸を作ります。虫歯とは、この酸で歯が溶かされる病気です。虫歯になる条件は、歯、歯垢、糖の3つが揃ったときです。虫歯の予防は、歯垢の除去や甘いものを控えるなど3つの条件が揃わないようにすることです。

虫歯による口臭予防対策は、虫歯になる原因を取り除くことです。先ずは歯垢除去(プラークコントロール)です。虫歯ができてしまったら歯科医院で治療です。軽い虫歯のうちに治療をしましょう。

歯周病が口臭の原因に

歯周病は歯垢(プラーク)で引き起こされる歯の周りの病気です。歯肉炎と歯周炎に大別されます。歯肉炎では膿がでたりしますから、口臭はまさに悪臭です。

 歯肉炎とは

歯肉炎は歯肉の炎症で出血や腫れがあります。放置すると歯周炎に進行してしまいます。
※一般的な歯肉炎のほかに、妊娠性歯肉炎、高血圧治療薬を内服場合などの薬物性歯肉炎などがあります。

 歯周炎とは

歯周炎とは、歯を支える歯槽骨が破壊される病気です。いわゆる歯槽膿漏は成人性歯周炎のことです。歯周炎で最も多い歯槽膿漏(成人性歯周炎)は、年齢30歳代から始まり進行は緩やかです。
初期には歯磨きの時に出血がある程度の症状ですが、中程度の歯周炎になると歯周ポケット(歯と歯肉の間の溝)の歯周病菌(歯垢・歯石・虫歯の原因のミュータンス菌のことです)が歯槽骨を吸収していきます。この頃から、歯がぐらつく、歯を磨くと血が出る、口臭がある、噛むと痛いなどの自覚症状がでてきます。
※歯周炎の種類は様々で、急速に進行が進んだり、遺伝的要素を含む歯周炎もあります。

口内炎が口臭の原因に

口内炎とは、口の中の粘膜に楕円形の黄白色の潰瘍ができる炎症です。頬の内側、舌、歯ぐきにできます。口内炎の種類はいろいろですが、アフタ性口内炎が一般的です。症状は、出血する、食事時にしみる、口の中が乾燥するなどです。

※口臭の原因の雑学
口内炎と思っていたら「がん」ということも。口の中のがんは、長年のたばこや飲酒が原因といわれています。「Sake指数(日本酒に換算して1日に飲む合数と飲酒年数をかけた数値)」が100に達すると、口腔内のがんのリスクが一気に高まるそうです。

 - 口臭の原因と予防対策

PC用

PC用

  関連記事