「タバコを吸うと落ち着く」という話しを耳にします。これは「タバコを吸わないと落ち着かない」と同じタバコ依存症の症状です。ニコチン依存度をチェックして見ましょう。己を知れば禁煙への覚悟もできます。あなたに合った禁煙の方法や禁断症状の対策を!
■ニコチン依存度の判定法
ニコチン依存度を判定する方法は2つあります。喫煙指導の現場や喫煙者がセルフチェックすることで、ニコチン依存の程度を知ることができます。
○FTQ(Fagerstrom Tolerance Questionnare):1978年にニコチン代替療法の開発者であるFagerstromが開発しました。今まで多く利用されてきた質問形式の評価表で、ニコチンガムなどのニコチン代替療法の適用を決定するのに有用とされています。
○FTND(Fagerstrome Test for Nicotine Dpendence):1991年にHeathertonによって改訂された質問形式の評価表で、臨床的により有用性が認められています。
ニコチン依存度セルフチェック:FTQ(Fagerstrom Tolerance Questionnare)

<ニコチン依存度判定>
○3点以下:低レベルのニコチン依存
○4~6点:中レベルのニコチン依存
○7点以上:高レベルのニコチン依存
ニコチン依存度セルフチェック:FTND(Fagerstrome Test for Nicotine Dependence)

<ニコチン依存度判定>
○4点以下:低レベルのニコチン依存
○5~7点:中レベルのニコチン依存
○8点以上:高レベルのニコチン依存
■依存度別対策(禁煙方法)
○低レベルのニコチン依存:
ニコチンに対する依存度は強くないので禁煙しようと思えば比較的簡単なはず。喫煙の習慣をなくす努力で禁煙の道が開けます。止められないとしたら、それは心理的な依存です。ストレス解消や仕事の能率を上げるためにという理由で喫煙していませんか?低度のニコチン依存のうちに禁煙をしてしまいましょう。
○中レベルのニコチン依存:
平均的なニコチン依存です。禁煙には努力が必要です。禁煙達成の道は、あなたの禁煙に対する決意と自信にかかっています。一度でも禁煙にチャレンジした経験があるならば、それを生かして禁煙に再チャレンジしましょう。
○高レベルのニコチン依存:
かなり重症のニコチン依存です。禁煙の過程で、イライラ、頭痛、眠気、倦怠感などの禁断症状(離脱症状)が強く現れやすいので、禁煙にはかなりの努力が必要です。禁断症状(離脱症状)が続くのは、短い人で完全禁煙日から4~5日、長い人で10~14日といわれています。この期間を乗り越えさえすれば禁断症状は消えます。
何度も禁煙にチャレンジしては失敗しつづけているなら、医師の指導・セラピーをうける事をお勧めします。

