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花粉症の点鼻薬の副作用

花粉症の点鼻薬の副作用で注意すべきは、血管収縮薬が入った市販薬の花粉症の点鼻薬の乱用です。多くの市販薬の点鼻薬には血管収縮薬が入っています。点鼻をすると数分で鼻づまりが軽くなりますが、血管収縮薬の点鼻薬を連用すると鼻づまりの症状が悪化したり、点鼻薬性鼻炎(肥厚性鼻炎)を引き起こすことさえあります。ステロイドが入っている点鼻薬は使用頻度を守れば全身的な副作用は少ないといわれていますが、やはり乱用による副作用に注意が必要です。

花粉症の点鼻薬は抗アレルギー薬の内服との併用の治療薬としてよく処方されます。花粉症の点鼻薬には、血管収縮薬・ステロイド点鼻薬・抗アレルギー薬・抗コリン薬などがあります。花粉症の点鼻薬の薬の成分によっては副作用に注意しなければなりません。
血管収縮薬の点鼻薬は、一時的に鼻の粘膜を収縮させて鼻づまりを軽くしますが数時間後にまた鼻づまりを起こします。血管収縮薬の点鼻薬は連用すると、「点鼻薬が作用しにくくなってかえって鼻づまりがひどくなる⇒また点鼻薬を使う」という依存性があり、長期乱用になりがちです。その結果、治療が難しい点鼻薬性肥厚性鼻炎(薬剤性肥厚性鼻炎)になることもあります。点鼻薬の長期連用が鼻粘膜が異常増殖して鼻づまりの原因になってしまいます。薬局で買える点鼻薬には血管収縮薬が入っていることが多いです。薬剤師に血管収縮薬が入っていないか必ず確認して、入っているならば、どうしても鼻づまりを止めたい時に限って点鼻するのがよいです。
花粉症の人は鼻粘膜が炎症を起こしていますから、局所の炎症を抑えるステロイド点鼻薬が処方されることが多いようです。花粉症の鼻づまりに対して即効性あって効力が強い割りに全身的な副作用は殆どないといわれていますが、やはり長期使用になると副腎皮質ステロイドの副作用が全くないとは言えなくなります。またステロイド点鼻薬の使用中は、鼻水で外に排出されるはずの他のアレルギー物質が身体に侵入して他アレルギーを併発する可能性もあります。ステロイド点鼻薬はアレルギーや花粉症の最盛期の時期に数週間~数ヶ月に限って使います。医師の指導のもとに使用しましょう。
点鼻薬のスプレータイプを使用するときは、点鼻薬の使用前に両方の鼻をよくかんで、軽く吸い込みながら鼻の中にスプレーします。このときに鼻の中心にある右と左の穴を隔てている鼻中隔部分に薬剤が直接当たらないようにします。スプレーをした後しばらく頭を後ろに傾けて薬剤が鼻の奥まで行き渡るようにします。使用後は容器の先端をティッシュなどで拭き取ります。
市販薬の花粉症の点鼻薬を使用するときは薬局の薬剤師に相談して、使用方法を守ることが大切になります。薬の性質を知らないで長期乱用すれば副作用が出ますし治療の妨げにもなってしまいます。使用回数や期間は定められた用法を必ず守ることが大切です。辛い花粉症による鼻づまりの症状は病医院で治療を受け、花粉を寄せ付けない生活が最善の花粉症予防対策と考えられます。

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