花粉症の時期は花粉症の原因である花粉の飛散時期に一致します。花粉症の原因の花粉を飛ばす植物は60種類以上といわれ、中でも花粉症の80%を占めるといわれるスギ花粉症の原因のスギ花粉は春先の季節に飛びます。花粉症の時期は季節性・地域性がありますし、日本列島は南北に長いので同じ花粉症でも症状が出はじめる時期が異なります。また、花粉の量は年によって異なります。
花粉症の時期は春の季節だけではありませんが、花粉症の原因になる花粉としては春先に飛ぶスギ花粉が最も多く、日本の花粉症の多くがスギ花粉症です。スギ花粉症の時期到来の目安はハンノキ属の花の花粉です。ハンノキやヤマハンノキの植物の花粉が飛び始めたらスギ花粉が飛ぶ時期と考えてよいです。スギ花粉症を代表とする花粉症はアレルギー疾患ですから早期に完全に治すことは難しく、日常生活に支障をきたすほどQOLに大きく影響します。ですが、花粉を回避する花粉症予防対策をしたり、薬などにより適切な治療をすることでを花粉症の症状を重症化させないようコントロールすることができます。
「花粉症の時期」=「植物が花粉を飛ばす時期」は植物によって様々で季節性がありますし、北に長い日本列島では同じ植物でも地域によって飛散時期が異なります。花粉症の原因の花粉が飛ぶ季節の目安としては、春~夏(1~6月)は木の花粉、夏~秋(5~11月)は草の花粉が飛ぶ季節です。たとえば、「スギ花粉症の原因のスギ花粉が大量に飛ぶ地域」=「スギの木が多い地域」では春先がスギ花粉症の時期といえます。スギ花粉症は、「スギの木があまり見られない北海道・沖縄を除く地域」=「戦後にスギの植林が進んだ本州・四国・九州のスギの植林面積の大きい地域」に集中しています。そのため、本州・四国・九州の地域の花粉症の時期はスギ花粉の飛ぶ季節=スギ花粉症の時期としてクローズアップされます。このように花粉症には地域性があります。北海道ではシラカバ花粉症やイネ科花粉症が多く、スギ花粉症やブタクサ花粉症は少ないとされています。本州・四国・九州では、スギ花粉症・イネ科花粉症・ブタクサ花粉症の順に多く、本州ではカバノキ科花粉症が比較的多いといわれています。花粉飛散予報を利用して花粉症の予防対策や治療をしましょう。花粉症を起こす代表的な植物には、針葉樹のスギ・ヒノキ、カバノキ科のハンノキ・シラカバ、イネ科のカモガヤ・オオアワガエリ、キク科のブタクサ・ヨモギなどがあります。
花粉症の原因となる花粉は風によって運ばれます。そのため、花粉の飛ぶ時期で花粉が飛びやすい日は特に注意を要します。花粉は風の強さ・気温・湿度に影響されます。風が強く晴天の日、 最高気温が高い日、湿度が低く乾燥した日、雨上がりの翌日の晴れた日が花粉飛散の要注意日です。しっかり花粉症予防対策をして花粉を回避しましょう。

