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多汗症の病院と保険適用

多汗症の病院というと先ず皮膚科を考えることと思います。多汗症の治療法は心身療法・外用制汗剤や飲み薬などによる薬物療法、手術療法まで多岐にわたりますから、多汗症を扱う科や病院は、皮膚科だけでなく精神科・心療内科・神経科・ペインクリニック・形成外科など広範囲になります。そのため複数の科や病院で診察を受けることも考えられます。多汗症の治療には症状に合った技術・経験を考慮した病院選びが大切ですが、治療内容によって費用や保険が適用されるかどうかも病院選びのポイントになります。

多汗症を治療したい場合、何科の病院を受診すればよいでしょう?全ての治療法に健康保険が適用になるのでしょうか?多汗症の治療法は様々ですから、該当する治療法を扱う科も自ずとかわってきます。自分に合った納得できる治療方法を選択するために複数の科を受診するのも良いかもしれません。手のひらの多汗症では皮膚科で診てもらうことが多いようですし、精神性発汗を疑って精神科や心療内科で診察をしてもらったり、脇の下の多汗症では腋臭の治療をおこなっている美容外科にいくこともあるでしょう。多汗症で病院へ行くなら、一度は皮膚科や多汗症外来(専門外来)のある総合病院を受診するのがよいかもしれません。皮膚科で対応できなければ他の科に回してもらえるという利点があります。多汗症を専門にしているクリニックでもよいでしょう。多汗症のが現れている部位によって治療法や手術方法も異なり、同じ科でも病院によって治療方針に違いがあるようです。多汗症と診断されれば通常は健康保険の適用になりますが、多汗症と診断されない場合や、もともと多汗症の治療として認可されていない治療法ならば、健康保険適用外の自由診療になり費用は自己負担になります。多汗症治療の病院選びは比較検討をするほうがよいようです。美容外科の場合は、一部治療が保険適用外であったり、クリニックごとに手術費用が異なるようですから、多汗症の症状や治療法だけでなく、治療費用・手術費用・健康保険適用かどうかの比較検討が必要と考えられます。多汗症に限りませんが、病院選びの基本は、治療費・手術費・保険適用の有無などの費用面だけでなく、専門的な知識を持った医師による診断と適切な治療や手術ができる技術や設備を備えた病院・医療機関を選ぶことはいうまでもありません。
多汗症の診断には、温熱発汗試験・薬物発汗誘発試験・定量的軸索反射性発汗試験などの発汗の程度のみる検査があります。多汗症と診断される条件として次の中で2項目にあてはまり、異常なほど大量の汗をかく期間が6ヶ月以上であれば多汗症と診断されるようです。多汗症の診断においては臭いは症状として問題になりません。
○両側にほぼ同じ程度の汗をかく、○週に1回は汗で困る(書類を持ったら汗でインクがにじんだ、握手することを躊躇したなど)、○日常生活や社会生活に支障がでている(制汗剤が手放せない、服の汗じみがひどくて好きな服が着られないなど)、○25歳より前に症状が現われ続いている、○家族に多汗症がいる、○就寝中や精神的に落ち着いているときは汗をかかない
多汗症は「汗が多い」という主観的な感覚を含みますから、自己判断せずに専門医に相談することをおすすめします。

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