便意の我慢グセ、不適切なダイエットなどによる食生活の乱れ、運動不足などから起きる便秘には、水溶性と不溶性食物繊維の両方を食することをお勧めします。便秘解消に有効な食物繊維を含む食品には食物繊維だけでなく他の大切な栄養素も含んでいるのですよ。納豆やカボチャetc・・・。
消化器官を健康にして便秘知らずになりましょう。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方のメリットを生かしながら、健康的に自然なお通じ(便秘解消)を目指すことをお勧めします。
あまり難しく考えなくとも、海藻や大豆、穀類、野菜をしっかり食べればよいのです。日本食は最適です。
トウモロコシ、バナナなどは両方の食物繊維をバランスよく含むので良いとされています。
■食物繊維の種類
食物繊維は消化酵素で消化されない難消化成分です。五大栄養素に食物繊維を加えて6大栄養素と呼ばれています。食物繊維の種類は多く、食品によって種類が異なります。
○食物繊維は、水に溶ける水溶性と水に溶けにくい不溶性に大別されます。
・水溶性食物繊維と不溶性食物繊維ともに同じ糖の結合ですが、構造が違うため水溶性・不溶性の特徴を持ちます。(例えば、ペクチンは細胞質・細胞壁にも存在しますが、細胞質にあるものは水溶性で、細胞壁にあるものは不溶性です)
・水溶性植物繊維は、植物細部の内側の細胞質に含まれる成分です。
・不溶性植物繊維は、植物細胞の外側の細胞壁を作っている成分です。
■水溶性食物繊維:
○水溶性食物繊維は、不溶性食物繊維よりも更に水分を吸収します。
○水分を吸収して膨らみ、便の容積を増してを柔らかにして、排便を促進します。
○脂肪や糖質などを吸着して体内に吸収される量を調節し、コレステロールの排出を助けます。
<水溶性食物繊維の種類:多く含む食品>
・ペクチン:熟した果物、カボチャ、キャベツ、ジャガイモなどの野菜類
・グアーガム(食物ガム・ガム質):豆、大麦、オーツ麦
・グルコマンナン(粘質多糖類):こんにゃく、里芋などの根菜類や葉もの、植物の種子
・アルギン酸・ラミナリン・フコイジン(海藻多糖類):昆布・ワカメなどの海藻類
■不溶性食物繊維
○大腸を刺激して蠕動運動を活発にして、排泄までの時間を短縮します。
○腸内の老廃物・有害物質を吸着して体外に排出します。
○水分を吸収して便の容積を増してを柔らかにして、排便を促進します。
<不溶性食物繊維の種類:多く含む食品>
・セルロース:りんご、茸類、大豆類(おからも含む)、ごぼう、小麦ふすま、穀類など
・ヘミセルロース:小麦ふすま、大豆、穀類、野菜類、海藻類など
・ペクチン:未完熟な果物、野菜
・リグニン:ココア、小麦ふすま、豆類、完熟野菜類など
・キチン:えび・カニの殻

