腸に良い乳酸菌には動物性と植物性があるんです。乳酸菌といえば先ずヨーグルトのような動物性乳酸菌ですね。でも、植物性の乳酸菌は過酷な環境条件にも強く、腸の長い日本人には良いと注目されています。日本にありました「ラブレ菌」!当然、便秘解消の効果にも期待が高まります!
乳酸菌に期待するのは便秘・下痢の予防や腸内環境の改善です。そのためには、乳酸菌が生きたまま腸に届く事が必須条件です。植物性乳酸菌は、動物性乳酸菌よりも酸・アルカリや温度の変化に強く、過酷な環境でも生き延び、生きたまま腸の奥まで届くものが多いのです。日本の「ラブレ菌」が注目されているのにもうなずけます。動物性乳酸菌でも腸まで届くものもあります。念のため。
■植物性乳酸菌は日本人向き?
日本人は繊維質の多い食物を食してきたため、日本人の腸は欧米人の腸よりも長いのです。また、発酵食品も植物性の漬物を好んで食してきました。つまり、植物性乳酸菌を摂取してきたということです。
ところが、日本人の食文化の変化(和食から肉中心の食生活)のため、日本人の腸内では異変が起きているのです。長い腸と上手く付き合わなくてはなりません。
植物性乳酸菌と動物性乳酸菌をうまく組み合わせれば、食卓をより豊かに、加えて栄養バランスもよくなります。
■植物性乳酸菌の種類と特徴
○ラクトバチルス・プランタラム:
日本を含む世界中で広く漬け物に含まれる乳酸菌。
日本のヌカ漬け(ぬか味噌漬け)・しば漬け、韓国のキムチ、ドイツのサワークラウト、ヨーロッパのサワーブレッドなど。美味しい酸味の素です。
○ラクトバチルス・プレビス:
ラクトバチルス・プランタラムと同じく、漬け物発酵にかかわる乳酸菌。独特の香りです。
○テトラジェノコツカス・ハロフイルス:
味噌に多く含まれる乳酸菌。耐塩性が強く、独特の風味をうみだします。
○ペデイオコツカス・ペントサセウス:
耐酸性、耐塩性が強い乳酸菌。野菜の青臭みをまろやかにします。
腸の長い人が肉中心の食生活になるとどうなるでしょう?腸内に排泄物が長く留まるため、腐敗し有害物質を作り便やオナラが臭くなり、便秘になりやすくなります。このガスが活性酸素を増やして生活習慣病の原因にもなります。便秘ならばなお更です。
乳酸菌が、ビフィズス菌などの善玉菌を増やして、腸内環境を整えて、腸の老化を防いでくれるのはご存知のとおり。腸内環境が整えば便秘解消や予防などの整腸作用だけでなく免疫システムも上手く働きます。上手く働けば便秘だけでなく生活習慣病などの予防に役立ちます。体の機能は一つ一つが繋がっているのですね。

