健康117ナビ

身体の不調や悩みの解消方法、病気の原因症状治療予防などの健康総合情報サイトです。

中性脂肪を減らす必要性

「中性脂肪を減らす」とよく言われます。血液検査で中性脂肪(TG)は基準値内ですか?必要以上の中性脂肪は減らす必要があります。有り余った中性脂肪は肥満だけでなく、善玉コレステロールを減らして悪玉コレステロールを増やしてしまします。

ぶよぶよのお腹の元は殆どが中性脂肪です(皮下脂肪です)。中性脂肪は内臓にも溜まりますから(内臓脂肪です)、痩せていても油断は禁物です。健康診断の血液検査で中性脂肪の値が高いなら、中性脂肪を減らす必要があります。

中性脂肪の値が高いといわれても自覚症状はありません。ですが、放っておくと過剰な中性脂肪は脂質異常症(高中性脂肪血症)を引き起こし、動脈硬化にもつながります。中性脂肪を減らすには中性脂肪を知ることから始まります。

中性脂肪の産生と蓄積のしくみ

○脂質を食べると、小腸で消化(分解)吸収され中性脂肪に再合成され、アポ蛋白・コレステロール・リン脂質などと結合してリポ蛋白になり、血液やリンパ液を通って全身の細胞に送られます。エネルギーとして使われなかったリポ蛋白は、中性脂肪に再合成されて脂肪細胞に蓄積されます。

○炭水化物(糖質)を食べると、グルコースとしてエネルギー源になります。エネルギーに変換されずに余ったグルコースは脂肪細胞や肝臓で中性脂肪に合成されて蓄積されます。

○アルコールを飲むと、肝臓でアルコールを分解すると同時に中性脂肪が合成されます。

中性脂肪の働き

中性脂肪は肝臓や内臓などの脂肪細胞にも蓄えられます。内臓脂肪です。皮下に蓄えられれば皮下脂肪です。

○血中の糖分が不足すると、蓄えられていた中性脂肪が分解されて血液中に放出され、エネルギーとして使われます。

○中性脂肪は断熱材やクッションの働きをして、体温を保ったり内蔵・骨などを衝撃から守ります

中性脂肪が増えすぎると

エネルギー源としては筋肉中のグリコーゲンが先ずつ消費され、次に血液中のグルコースが消費されます。蓄積された中性脂肪が消費されるのはその後です。

○中性脂肪が内臓脂肪として必要以上に蓄えられると、分解しずらくなるだけでなく、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らします。

○高脂血症のリスクが高まり、放置すると動脈硬化が確実に進んでいきます。

○肝臓に中性脂肪がたまる脂肪肝のリスクが高まります。脂肪肝は肝炎・肝硬変へと進行します。

○中性脂肪はメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の元凶です。

血液検査の中性脂肪(TG)の値

健康診断で行われる血液検査の中性脂肪の値を見てください。中性脂肪はトリグリセライドとも呼ばれます。TGはその略です。

  • 【~30mg/dl】基準外(低値)
    甲状腺機能亢進症、慢性副腎不全、肝硬変、栄養障害が疑われます。
  • 【30~149mg/dl】基準値
    正常な値です。
  • 【150mg/dl~】基準外(高値)
    肥満、脂肪肝、動脈硬化症、糖尿病、妊娠、甲状腺機能低下症、アルコール性肝障害などが疑われます。
※体内脂肪の雑学
人間の体内には4種類の脂肪があります。脂肪酸、中性脂肪、コレステロール、リン脂質です。中性脂肪は3つの脂肪酸とグリセロールが結びついたものです。

 - 肥満メタボ解消

PC用

PC用

  関連記事